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アクロニス、MacからWindowsファイルサーバーアクセス時の非互換性を解消する「Acronis Files Connect」

 アクロニス・ジャパン株式会社(以下、アクロニス)は6日、MacクライアントからWindowsファイルサーバーアクセス時の非互換性を解消するソリューション「Acronis Access Connect」について、名称を「Acronis Files Connect」に変更するとともに、新たな機能を追加したと発表した。

 Acronis Files Connectは、Microsoftクラスタ、Active Directory、DFS(Distributed File System)、Windowsアクセス権(ACL)などの、MacとWindowsのインフラを統合することにより、MacがWindowsファイル共有やDFSリソース、プリントサーバー、NASなどにアクセスする際のファイルの破損や検索速度の低下、不正なファイル名などの互換性の問題を解決するソフト。

 Acronis Files ConnectのAFPサポートにより、MacとSMBの互換性の問題を解決するとともに、ファイル共有マウントやフォルダーブラウジング、ファイルオープンを高速化。
全共有ボリュームを対象としたフルコンテンツ検索に対応するとともに、アクロニスが提供するAcronis Accessモバイルアプリ(iOS、Android、Windows Mobile)により、モバイルデバイスからのシームレスなファイルアクセスを実現する。

 新製品では、Macクライアント向けの新たなアプリケーションを追加。これにより、使用可能なすべての共有ボリュームとネットワークプリンタを一元管理することが可能となる。また、Spotlight検索についても改善し、最大600倍の高速化を行ったほか、コンテンツ単一または複数のファイル共有でのSpotlight検索、リアルタイムの詳細な検索インデックスの更新、HSM/ファイルシステムのアーカイブソリューションによって管理されるボリュームのSpotlight検索などに対応した。

 シングルサーバーライセンスの価格は、3クライアント・3年保守付きで10万2000円、10クライアント・1年保守付きで19万3000円など。