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ステラクラフト、企業向けRADIUS認証サーバーのRHEL版を提供

月額サブスクリプションライセンスを新たに販売

 株式会社ステラクラフトは22日、企業向けRADIUS認証サーバー「Enterpras Std3.5」をRed Hat Enterprise Linux(RHEL) 7に対応させたと発表した。またこれに伴って、月額サブスクリプションモデルのライセンス体系を追加し、9月1日より販売する。

 Enterpras Std3.5は、国内大手通信事業者などにも導入実績のある「Enterpras Pro」を基盤に開発されたRADIUSソフトウェア。管理ツールをWeb化したことによって、一般企業や学校などの教育機関でも導入しやすくなっているという。また、特定のログ出力を検出してメール通知するといった機能を搭載。独自の認証可否制御機能も備えているので、特定のユーザーを一時的にログイン不可にすることも簡単に行える。

 今回は、RHEL 7を動作環境とするRHEL 7版を新たに提供。従来サポートしてきたRHEL 6版については9月末で販売を終了し、保守サポートを2020年12月末で終了する。

 また、新たにサブスクリプションライセンスを設定し、月額課金で利用できるようにした。参考価格は100ユーザーで月額1万5000円、1000ユーザーで月額5万円。なお、RHEL 6版以前のライセンスで保守契約を締結しているユーザーには、無償でRHEL 7版を提供するとのこと。