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テクマトリックス、OSSチケット管理ツールRedmineの拡張プラグイン「Lychee Redmine」を販売

 テクマトリックス株式会社は19日、株式会社アジャイルウェアとパートナー契約を締結したと発表した。これに伴い、オープンソースのチケット管理ツールであるRedmineのプラグイン「Lychee Redmine」を4月下旬より販売開始する。

 Lychee Redmineは、オープンソースのRedmineを補完する機能を搭載したプラグインシリーズ。Redmineより直感的に操作可能にするのみならず、Redmineが標準では搭載していない機能を大幅に拡張し、プロジェクトの運営を効率的に行うために最適化しているという。

 具体的には、まず、直感的に更新できるガントチャートを提供する。タスクの開始日や期日を変更したい場合、ガントチャート画面からチケット編集画面へ都度移動する必要があるが、Lycheeガントチャートが組み込まれたRedmineでは、ガントバーをドラッグ&ドロップするだけで直感的に更新することができ、画面を遷移することなくチケットを更新可能。最大75%もの作業時間を削減できるという。

 また、Lycheeアジャイルに搭載されている「かんばん」機能を用いると、担当者やステータスごとにチケットを一目で把握できるため、負荷の偏りや優先順位、期限の確認を迅速に行えるとのこと。さらに、作業残量が一目でわかる「バーンダウンチャート」、スプリントごとに実施するチケットを見える化する「バックログ」といった機能も提供し、アジャイル開発を支援するとした。

 このほか、担当者ごとの稼働時間、稼働率、生産性をグラフと表で簡単に確認できるLycheeリソースマネジメントも用意されており、余裕がある担当者の把握を可能にしている。この機能では、ドラッグ&ドロップによるチケット割り振りで、担当者ごとの負担のばらつきを抑えられるので、プロジェクトのリソースを有効活用できるとのことだ。