ニュース

TIS、海外拠点を含むグループ全体のITガバナンス強化を支援する「ITガバナンス計画・実行支援サービス」

 TIS株式会社は23日、実効性のある方針策定・中期計画立案により、海外拠点を含むグループ全体の統一的なITガバナンス強化を支援する「ITガバナンス計画・実行支援サービス」を提供開始したと発表した。価格は個別見積もり。

 「ITガバナンス計画・実行支援サービス」は、海外拠点を含むグループ会社全体のIT統制・ガバナンス統制に課題を抱える企業に向けて、IT戦略・セキュリティリスクのガバナンス強化を支援するサービス。実際の現地調査を通じた現状分析・ガバナンス方針の策定のみならず、改善に向けた中期計画の策定までを支援できるという。

 また、海外拠点を含むグループ全体のIT環境を可視化でき、現状の課題を明確にすることで、グループ横断でのリスク対策とIT戦略を整合させた統一的なガバナンスを実現可能とした。

 加えて、他社では提供が難しい海外拠点の現地調査にも対応しており(英語・中国語に対応)、現地調査で得た情報に基づき、各拠点の現状に合わせた具体的かつ実効性のあるITガバナンス方針を立案できるため、形骸化しにくく自律的な運用体制を構築可能としている。

 さらには、IT戦略と事業戦略の一致を前提に、方針策定の段階からグループ全体をターゲットとすることで、IT企画から役員報告までを幅広く支援できる点も特徴。個社別の具体的施策を示すだけでなく、グループ全体を網羅した中期的なロードマップの作成により、組織単体にとどまらず、グループ横断での統制・インフラ強化を実現するとのこと。

 なお、TISインテックグループのグローバル事業展開力を活用して、国内外のさまざまな顧客ニーズに対応可能。ASEANや欧米をはじめとする海外拠点との交渉経験に基づき、地域性を考慮した推進を支援できるほか、オプションとして、成果物の英語・中国語への翻訳対応や、現地拠点とのコミュニケーションにも対応する。