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キヤノン、シリーズ最高画質と高速印刷を両立した「Satera 971Ci」などビジネス向けプリンター・複合機9モデルを発表
2025年10月24日 06:00
キヤノンは23日、ビジネス向けプリンター・複合機「Satera」シリーズの新製品として、「Satera 971Ci」など計9モデルを11月13日に発売すると発表した。
新製品は、ビジネスにおける「きれい」「はやい」「あんしん」のニーズに応えるモデルとして、「きれい」では、次世代露光デバイス「D2 Exposure」や鮮やかな色再現が可能なトナーなど、各製品に適した高画質技術を搭載し、高品位なプリントができる。
「はやい」では、大容量給紙が可能で、大量印刷が必要なオフィス向けの「Satera 971Ci」、ファーストプリントが速く窓口業務に適した「Satera LBP672C II」、「アプリケーションライブラリ」の搭載で定型業務に適した「Satera MF755Cdw II」などにより、生産性向上を支援する。
「あんしん」では、「おすすめセキュリティー設定」機能により、専門知識がなくても使用環境に適したセキュリティ設定をサポートする。さらに、プリンター本体への再生プラスチックの採用や、トナーカートリッジの梱包材における発泡スチロールの不使用など、環境配慮にも取り組んでいる。
A3カラープリンター「Satera 971Ci」は、光源にLEDマルチチップを採用した新露光デバイス「D2 Exposure」を搭載する。Sateraシリーズで最高解像度となる4800×2400dpiを実現し、営業提案書や建築・製造分野の設計図面など、さまざまな成果物を高品位に制作できる。A4片面で毎分60枚の高速印刷ができる生産性に加え、本体寿命として200万枚まで印刷できる高い耐久性も備える。併せて、オプションの給紙カセットの装着により、最大7250枚、同時に6種類の用紙をセットでき、用紙交換や補充の手間を軽減する。
A4カラーレーザープリンター「Satera LBP672C II」は、A4片面で毎分33枚、両面では毎分29枚、ファーストプリント約7.1秒を実現。「Satera LBP646C」は、A4片面で毎分25枚、両面では毎分15枚、ファーストプリント約10.4秒の素早い印刷ができる。クリニックの受付など、スピーディーな帳票印刷が求められる対面業務に貢献する。両モデルとも鮮やかな色再現が可能なトナーを採用し、店舗のプライスカードやチラシなども高画質かつ迅速に制作できる。
A4カラーレーザー複合機「Satera MF755Cdw II」「Satera MF665Cdw」は、事前に登録した定型業務をワンタッチで行える「アプリケーションライブラリ」機能を搭載する。クリニックの問診票などの手書き原稿のスキャンや、ユーザー指定のフォルダーへの送付などを、PCを使わずにワンタッチで実行でき、誤送信の防止や業務効率の向上に貢献する。高速両面同時スキャンが可能なADF(自動原稿送り装置)は、A6サイズや名刺などの小サイズの用紙にも対応し、多様な紙文書の電子化を促進する。


