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CTC、企業のモバイルアプリ開発をトータルに支援する「MeUX Backend」

 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(以下、CTC)は14日、企業のモバイルアプリ開発を支援するソリューション「CTC MeUX Backend(ミュー・バックエンド)」を提供開始すると発表した。

 CTC MeUX Backendは、モバイルアプリの開発期間短縮を支援するソリューション。NCデザイン&コンサルティング株式会社(以下、NCDC)のモバイルアプリ開発プラットフォーム「AppPot」を基盤プラットフォームとして採用し、ユーザー認証、データ暗号化、オフライン制御、プッシュ通知など、モバイルアプリ開発で必要となる一般的な機能を、ユーザー企業の要件に応じて自由に組み合わせ提供する。

 従来、アプリごとに構築していたサーバーも1つの基盤上に集約できるので、バックエンド側の開発期間を短縮し、ユーザー体験(UX)や業務機能などの開発にリソースを集中しやすくなる点がメリット。構築環境も、クラウドとオンプレミスの双方をサポートするので、状況にあわせて選択できるとした。

 さらには、基盤プラットフォームの設計、構築、テスト支援を行う導入サービス、また、モバイルアプリの利用状況や安定性などをレポートし、運用上の改善策を提案する運用支援サービスを同時に提供する。これらを一括して提供することにより、UXデザインの考え方を取り入れたモバイルアプリ開発支援サービスとあわせて、モバイルアプリ開発全体を一元的に支援するとのこと。

 ライセンス形態はサブスクリプション型と一括買取型を用意しており、価格(税別)は、サブスクリプション型が1ユーザーあたり月額1600円、一括買取型が1コアあたり100万円となる。CTCでは、製造、小売・流通、運輸といった業種を中心に、3年間で20件の受注を目指す。