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ぷらっとホーム、自社のIoTゲートウェイを統合管理するクラウドサービス

まずは無償のβサービスを開始、正式サービスは4月スタート予定

 ぷらっとホーム株式会社は7日、自社のIoTゲートウェイアプライアンス「OpenBlocks IoT」を統合管理できるサービス「AirManage for IoT」を発表した。2月20日より無償のクローズドβサービスを開始し、4月より有償の正式サービスを提供する予定。

 AirManage for IoTは、管理者が遠隔地からOpenBlocks IoTを設定・監視できるクラウド型の統合管理サービス。これを利用すると、何百、時には何千にもおよぶ場所へ技術者を派遣して現地作業を行う必要があった、多拠点展開されたIoTシステムを遠隔地から一括して管理できるようになる。

 遠隔監視では、すべてのOpenBlocks IoTが正常に稼働しているかを管理画面から一括して確認できるが、IoTシステムの運用形態を考慮し、常に監視セッションをAirManage for IoTのサーバーと保ち、5分間隔でステータスを反映する常時型と、指定した時間間隔でセッションを開始し、ステータスなどの情報を交換後にセッションを切断するオンデマンド型から接続形態を選択できるようにしている。

 設定では、AirManage for IoTのサーバーを経由し、管理下にあるOpenBlocks IoTのWeb UI画面へリモートアクセス可能なため、個々の設定変更や確認を行える。また、遠隔地に対する緊急時のソフトウェアアップデートなども可能で、セキュリティ上、緊急対応が必要になった場合でも速やかに対処できるとのこと。

 なお、個々のOpenBlocks IoTのグループ分けも行え、接続形態の設定やアップデートの実行はグループごとに可能。指定した時間でのアップデートにも対応する。

 現在OpenBlocks IoT VX1を利用中のユーザーは、2月20日よりAirManage for IoTのベータサービスを利用可能。利用にあたっては、ファームウェアをver2.1以降にアップデートする必要があり、その他の機種についても3月上旬ごろにファームウェアver2.1を提供し、AirManage for IoTに対応させるとしている。

管理画面のイメージ