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ぷらっとホーム、IoTゲートウェイ向け新ファームウェアを提供
統合遠隔管理サービスなどに対応
2017年3月15日 17:34
ぷらっとホーム株式会社は15日、IoTゲートウェイ製品「OpenBlocks IoTシリーズ」において、新ファームウェア「IoT Gateway Firmware 2.1」(以下、FW 2.1)を提供開始すると発表した。対象は、BX0、BX1、BX3、EX1の4モデルとなる。
FW 2.1には、Debian GNU/Linux 8、グラフィカルな管理用ユーザインターフェイス「WEB UI」、IoTデバイスとOpenBlocks IoTの通信をハンドリングするソフトウェア「PD Handler」、IoTクラウドとOpenBlocks IoTの通信を行うソフトウェア「PD Emitter」が標準で含まれる。
今回はセンサーデバイスとして、オムロンの環境センサーとユニ電子のCO2センサーを新たにサポートしたほか、地域BWA網通信に対応した通信モジュールにも新たに対応している。
さらに、OpenBlocks IoT上で視覚的にプログラミング可能な「Node-RED」を搭載。プロトタイピングから本番導入まで、エッジコンピューティングの容易な実現を支援するとのこと。
また、4月より正式サービス開始予定のIoTゲートウェイ統合遠隔管理サービス「AirManage for IoT」にも対応しており、複数拠点に設置されたOpenBlocks IoTの遠隔監視、リモートWEB UIアクセス、リモートアップデートといった機能を利用できる。
なおFW 2.1は、3月21日以降にOpenBlocks IoTの対象製品に搭載されるほか、すでに対象製品に搭載されるほか、利用中のユーザーも、ファームウェアアップデートにより、FW 2.1の機能を利用できる。