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アライドテレシスのSDNソリューション、クライアント管理ツール「SKYSEA Client View」と連携へ

 アライドテレシス株式会社とSky株式会社は1日、アライドテレシスのSDN/アプリケーション連携ソリューション「Secure Enterprise SDN(SES)」と、Skyのクライアント運用管理ソフトウェア「SKYSEA Client View」の連携で合意したと発表した。両社は共同で、SDNによるネットワーク運用管理の効率化ソリューションを提供するとしている。

 アライドテレシスの「SES」は、SDN/OpenFlow技術を用いて、企業向けアプリケーションとネットワークを連携・連動させることにより、ネットワーク運用管理にかかる工数・コストの削減、およびセキュリティの強化を実現するソリューション。

 すでに、企業向け人事システム、IT資産管理システム、ネットワーク脅威検知システムなどさまざまなシステムとの連携を実現しているが、今回、Skyが提供するクライアント運用管理ソフトウェア「SKYSEA Client View」と連携し、ネットワーク運用効率化を支援するとした。

 具体的には、SKYSEA Client Viewの管理下にあるIT資産管理情報をもとに、ネットワークのアクセス制御情報を自動設定できるようにすることで、不許可端末の接続防止がより徹底されるとともに、運用効率を向上させるという。

 なお、別途SES側でネットワーク利用時間や利用ロケーションを設定すれば、さらに細かいアクセス制御も行えるとのこと。

 両社では3月のサービス提供を目指し、共同開発検証を行っていく予定だ。