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CTCSP、震度7クラスの地震を想定したサーバーラック用免震装置「OCTO-BASE」を取り扱い開始

米WorkSafe Technologies製のサーバーラック用免震装置「OCTO-BASE」

 シーティーシー・エスピー株式会社(以下、CTCSP)は、米WorkSafe Technologies製のサーバーラック用免震装置「OCTO-BASE」の提供を2月1日から開始する。価格は60万円。

 OCTO-BASEは、同じWorkSafe Technologiesの免震装置「ISO-Base」と比較して、可動範囲は1.5倍の350mm、搭載耐荷重は3倍以上の約4000kgという業界最大規模の性能を実現。震度7クラスの地震を想定した振動試験では、最大地震加速度1500ガルを300ガルに低減しており、大きな揺れが予想される軟弱な地盤や高層階に設置されているIT機器の地震対策としても有効だとしている。

 CTCSPでは、2008年からISO-Baseの国内総代理店として製品販売や設置サービスの提供を行っており、今後もOCTO-BASEの拡販により顧客の地震対策を支援していくと説明。製品は3年間で2億円の売上を目指す。

 また、CTCSPでは、2月2日~3日にパシフィコ横浜で開催される第21回「震災対策技術展」横浜において、ISO-BaseとOCTO-BASEの展示を行う。