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青森県大間町の小学校2校がWi-Fi全面導入、校舎内全域でタブレット授業が可能に

大間小学校におけるタブレット活用授業の様子

 株式会社バッファローと株式会社青森電子計算センターは18日、青森県の大間町教育委員会による町立小学校IT化の分野で協力したことを発表した。町内2校にバッファロー製の無線アクセスポイント「WAPM-1750D」を全面的に導入。校舎内全域でタブレットを使った授業が行えるようになった。

 大間町教育委員会では小学校のIT化を2006年度から推進。コンピューター教室における有線LAN整備などを経て、2016年4月からは無線LAN(Wi-Fi)の導入を検討していた。最終的に、文教分野での用途を想定したWAPM-1750Dが選定され、大間小学校に27台、奥戸小学校に11台が設置された。校舎内全域で利用可能なWi-Fiネットワーク構築は、青森県下で初の事例という。

 選定の要因について、バッファローではWAPM-1750Dの「公平通信制御」機能が要求条件に合致したとしている。これは、多台数の端末が安定して同時通信できるようにする機能で、40台のタブレットが同時に教材動画を視聴することできる。

大間小学校のネットワーク構成図