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Office 365向けチームコラボレーション用アプリ「Microsoft Teams」プレビュー版

 米Microsoftは2日、チャットを中心とした企業向けチームコラボレーション用アプリ「Microsoft Teams」プレビュー版について、日本語を含む18言語181カ国でOffice 365の既存ユーザー向けに提供を開始した。正式版は2017年第1四半期より提供の予定。

 Teamsは、1対1でのチャットや、チャンネルを設定したグループでのチャットが可能なコラボレーション用のアプリ。チャットはスレッド表示され、絵文字の利用にも対応する。Skypeとも統合されており、音声やビデオによる通話もアプリ内から行える。

 チャンネルごとにワークスペースのカスタマイズも可能で、タブの切り替えにより文書やクラウドサービスへアクセスが可能。また、Exchangeとコネクタモデルを共有しており、Twitter、Mixi、Githubといったサービスからの通知やアップデート、Bot Frameworkとの連係にも対応する。

 Word、Excel、PowerPoint、OneNote、SharePoint、Planner、Power BIといった各種のOffice 365ツールも組み込まれており、他のユーザーとの共有も容易に行える。

 Teamsプレビュー版を利用できるのは、Office 365 Business Essentials、Office 365 Business Premium、Office 365 Enterprise E1/E3/E5の契約ユーザーで、Office 365 BusinessとOffice 365 ProPlusの契約ユーザーは利用できない。また、Windows版やウェブ版のほか、macOS/Android/iOS向けにも提供される。