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東京エレクトロン デバイス、米Rubrikの統合型バックアップアプライアンスを提供

かんたん導入・運用が可能なオールインワン型

 東京エレクトロン デバイス株式会社(以下、TED)は12日、米Rubrikと販売代理店契約を締結したと発表した。これに伴い、同社の統合型バックアップアプライアンス「Rubrik」を提供開始する。なおTEDでは、導入・構築・検証支援までをサポートするとともに、24時間365日のオンサイトサポート対応も用意しているとのこと。

 「Rubrik」は、バックアップサーバー、メディアサーバー、プロキシサーバー、バックアップストレージといった、バックアップに必要な全コンポーネントを集約した統合型バックアップアプライアンス。ソフトウェアライセンス、エージェント、各種サーバーは一切不要なため、10分でセットアップが可能で、分かりやすく操作性に優れた管理GUIも備えているという。

 加えて、インラインデータ圧縮・重複排除、遠隔地レプリケーション、独自の分散ファイルシステムなどの機能を搭載。クラウドへのゲートウェイ&データ暗号化機能も備えており、長期保管データはパブリッククラウド、オブジェクトストレージなどに保管するといった運用に対応する。

 バックアップデータは仮想マシン(VM)やフォルダ・ファイル単位でのリストアが可能で、Googleライクな高速検索エンジンにより、アーカイブ先も含めたキーワード検索により目的のものを見つけ出せるとのこと。

 また、導入は1台からのスモールスタートが可能なほか、必要な時に無停止での容量・性能拡張が可能な特徴を持つ。

 販売価格は1000万円から。TEDでは、サービスプロバイダ、大手エンタープライズを中心に展開する計画で、今後3年間で20億円の販売を見込んでいる。