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パラゴン、機能を限定したサーバー用バックアップツール「Paragon Drive Backup Server Lite」

 パラゴン ソフトウェア株式会社(以下、パラゴン)は1日、サーバーOS向けのバックアップツールのエントリー版「Paragon Drive Backup Server Lite」を発表した。機能をバックアップ/リストア(復元)に絞ってコストを抑えているとのことで、パッケージ版を同日より販売開始するほか、ダウンロード版も提供を予定している。

 Paragon Drive Backup Server Liteは、バックアップと復元の基本機能に特化したエントリー版のバックアップツール。ウィザードに従って操作を行うだけで、簡単にサーバーのイメージバックアップが行えるという。またバックアップから復元する際にも、ウィザードに沿って操作を行うだけで、簡単にデータを戻せるとのこと。

 バックアップは、稼働中のOSを停止することなくオンラインで行え、Windows標準のVSS(Volume Shadow Copy Service)、またはパラゴン独自のParagon Hot Processingを利用して、パーティション/HDDを丸ごとバックアップできる。

 さらに、製品をインストールせずに、ユーザー自身で作成したリカバリーメディア(CD/USB)からサーバーを起動して、バックアップを実行することも可能とした。

 パラゴンでは、初期状態のバックアップで十分なケースや、スケジューリング/差分/増分バックアップなどの常時運用を必要としないケース、これまでバックアップを取っていなかった低価格なサーバーでの利用などを見込んでいるという。

 1ライセンスあたりの価格(税別)は、パッケージ版が2万7000円(購入は3ライセンスから)、ダウンロード版が2万371円。ボリュームライセンスやライセンスパックも用意される。