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パラゴン、Linuxに対応したバックアップツール「Paragon Drive Backup OEM for Linux」

 パラゴンソフトウェア株式会社(以下、パラゴン)は6日、Linuxシステムに対応したイメージバックアップ/リカバリーメディア作成ツール「Paragon Drive Backup OEM for Linux」の販売を開始した。OEM/バンドル用製品で、100ライセンスから提供可能。

 「Paragon Drive Backup OEM for Linux」は、バックアップツール「Paragon Drive Backup」シリーズをベースに、Linuxを利用する産業用PC(FAパソコン)や周辺機器、カスタムサーバー向けのリカバリーディスク作成に最適化されたバックアップユーティリティ。すべての作業は、専用メディア(CD/DVD/USBメモリ)から起動した状態で行うため、対象となる環境に変更を加えずにイメージを作成できる。

 ハードディスク全体、ボリューム単位など、ウィザードを通じて指定したターゲットのバックアップを簡単に作成できる。バックアップイメージの保存先には、内蔵ボリュームのほか、CD/DVD/BD、USBメモリ(MBR形式)、ネットワークドライブなどさまざまな形式を利用できる。

 Paragon UFSD(Universal File System Driver)をベースにすることで、Linuxで一般的に使われるext3、ext4,、XFSに加え、FATやNTFS、HFS+など他OSで利用されるさまざまなファイルシステムにも対応。LVM(Logical Volume Manager)で構成されたボリュームのバックアップ・リストアにも対応する。

 従来型のBIOS形式に加え、UEFI形式のハードウェアにも対応。海外向けに輸出される産業用PC、FAパソコンなど、英語環境でも利用できる。