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ジュピターテクノロジー、ユーザー操作画面記録・監視ツール「Ekran v5.0」を販売
ラインアップに上位版「Enterprise Server」を追加
2016年9月2日 11:59
ジュピターテクノロジー株式会社は1日、ハンガリーCloud Labsが開発しているユーザー操作画面記録・監視ツールの新版「Ekran v5.0」を、同日より販売開始すると発表した。
Ekranは、ネットワーク上のWindowsおよびLinux PCのユーザー操作を画像とメタテキストで記録することで、一般ユーザーに加えて特権ユーザーの操作も完全に監視できる証跡管理ソフトウェア。全セッションをまるごと記録し、記録した操作画像を検索・再生できるため、「いつ」「誰が」「何をしたのか」を簡単に確認することができる。
今回の新版では、高機能版の「Ekran Enterprise Server」を追加した。データベースのアーカイブ/クリーンアップ機能をはじめとするデータ管理機能の強化や、HA構成のサポートが行われているほか、「ArcSight」や「Splunk」といったSIEM(Security Information and Event Management)製品との統合が可能になった。
また製品全般でアラート設定の効率化などアラート機能を強化。色分けされたリスクレベル設定により、重要なアラートを一瞬で識別できるようにしている。このほか、保存データのデジタル署名と改ざん検知、キーワード検知による記録開始といった機能にも対応しているとのこと。
Ekran Enterprise Serverのライセンス価格は、サーバー側がサポート1年付きで130万円。クライアント側のエージェントは、「Ekran Windows Workstation エージェント」が2万6000円、「Ekran Windows Server エージェント」が23万4000円、「Ekran Windows Workstation 教育機関専用サイトライセンス」が83万2000円など。いずれもサポート1年が付属している。なお、従来の「Ekran Server」は、「Ekran Standard Server」へ名称を変更し販売を継続する。