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GMOインターネット、企業向けクラウドプラットフォーム「Z.com Cloud」の提供を開始
IaaSを軸にITソリューションをワンストップで提供
2016年8月5日 06:00
GMOインターネット株式会社は4日、企業向けクラウドプラットフォーム「Z.com Cloud」の提供を開始した。
Z.com Cloudは、IaaS型のクラウドサービスを主軸として、導入前のコンサルティングや、システムの構築・運用・監視、サービス運用を支えるコールセンター業務、GMOインターネットグループ各社が提供する「ドメイン」「SSL」「決済」「集客支援」といった、ビジネスに必要不可欠なITソリューションを組み合わせて提供する。
GMOインターネットが提供するゲーム・アプリ専用のクラウドサービス「GMOアプリクラウド」や、クラウドプラットフォーム「ConoHa byGMO」などのサービス提供で蓄積してきたノウハウを結集し、多様なビジネス課題やシステム課題を解決するサービスをワンストップで提供する。
サービスラインナップの1つとして、ユーザーの課金ごとに複数回の請求・決済が発生するサブスクリプションビジネスをはじめ、多くのユーザーを抱えるサービスに最適な「販売管理システム」を2017年初頭に提供を予定する。
販売管理システムは、GMOインターネットが独自に開発し、自社サービスで運用実績を積んだシステムを基に、顧客情報や商品データ、売上データなどの管理や、月額・従量などの継続課金の仕組みなど、ビジネスに必要な機能を一括提供する。これにより、企業は多くのユーザーを抱えるサービスにおける煩雑な管理業務の大幅な改善が見込め、サービス開発やマーケティングに注力できるとしている。
また、Z.com Cloudでは、リセール・取り次ぎの「販売パートナー」、Z.com Cloudを活用したソリューション開発・販売を目指す「ビジネスパートナー」の2つのプログラムを用意。専門領域におけるトレーニングや専門知識をサポートするリソース提供、開発環境やマーケティング・プロモーションなどの支援、ビジネスモデル構築まで、パートナー企業のニーズや段階に応じてビジネスをサポートする。
GMOインターネットでは、今後もZ.com Cloudの段階的なサービスアップデートを行い、顧客が新しいビジネスを創出する場としてふさわしい高品質な環境を提供するとともに、GMOインターネットグループおよびパートナー連携を強化することで、拡大していく顧客のビジネスを多角的に支援していくとしている。