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MetaMoJi、現場業務向けデジタルノートアプリ「GEMBA Note」のiOS版個人向け製品を販売開始

GEMBA Note

 株式会社MetaMoJiは21日、現場業務向けデジタルノートアプリ「GEMBA Note」のiOS版個人向け製品の販売を開始した。価格は月額480円、年額5000円。MetaMoJiでは販売開始を記念して、2016年7月中旬まで半額のキャンペーン価格(月額240円、年額2500円)で販売する。

 GEMBA Noteは、タブレット業務アプリの基盤「GEMBAアプリ基盤」の上に構築され、MetaMoJiが提供しているノートアプリ「MetaMoJi Note」の編集機能や写真貼り付け機能、ボイス録音機能などを継承するとともに、業務に役立つ機能を追加したアプリ。2015年11月末から個人向けGEMBA Noteベータ版の提供を行ってきたが、今回、正式な製品としてiOS版の販売を開始。Windows版も年内の提供を予定している。

 GEMBA Noteでは、通常のデジタルノートに日付・カレンダーの概念を追加し、ページに自動挿入される日付データによる検索/再利用性を向上。GoogleカレンダーやOutlookなどのカレンダーデータをページ内に自由にレイアウトし、イベントの読み込みや書き込みができる。ToDoの期限など、日付のデータを持った文書内データもカレンダーに合わせてマッシュアップ表示でき、予定と関連するデータを可視化できる。

 自由な手書きが特徴のMetaMoJi Noteの操作性はそのままに、ページ内に「表計算ユニット」や日付データ、チェックボックスやドロップダウンリストを定義できる「フォーム機能」により、業務で求められる定型フォームを簡単に作成・利用できる。MetaMoJi Noteで編集可能な、テキスト、手書き文字、写真に加え、GEMBA Noteでは、カレンダー、表計算、PDF文書をユニットとして1ページ上に配置することで、一覧性を損なうことなく、多種類で大量の情報を扱える。

 GEMBA Noteは、細分化されたアプリを頻繁に切り替えることなく、1つのタスクを完結するために豊富な機能を搭載。これにより懸念される操作性の低下に対しては、コマンドやテンプレートを利用シーンごとにショートカットを定義できる「テンプレート」を搭載することで解消している。