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MetaMoJi、現場業務向けデジタルノートアプリ「GEMBA Note」の法人向け製品を提供開始

 株式会社MetaMoJiは18日、現場業務向けデジタルノートアプリ「GEMBA Note」の法人向け製品「GEMBA Note for Business」の提供を開始した。年間使用料は5ユーザーで10万円から。

 GEMBA Noteは、フィールドサービスや金融/保険の営業など、現場での使用を想定したデジタルノートアプリ。紙とペンのようにスムーズに書ける「ノート編集機能」のほか、ページに日付が自動的に付加され、後からの検索や再利用が容易になる「日付管理機能」、写真や音声の記録機能、スプレッドシートをそのままノートに埋め込める「表計算ユニット」など、現場作業で必要となる各種機能を搭載。現場でメモを取り、事務所に戻ってPC上で整理していたような業務を、現場のタブレット上で完結させることができる。

 GEMBA Noteは、2015年11月から個人向け製品のベータ版を提供してきたが、新たに法人向け製品としてGEMBA Note for Businessの提供を開始。法人版では、業務テンプレートや部品をチーム内で簡単に共有できる機能を強化し、メンバー個人や起案者が作りだす帳票やデータを、チーム内で共有することで、チームの力を向上できるとしている。

 また、MetaMoJiでは法人版の提供に合わせて、ユーザー企業向け専用アプリケーション構築・提供サービスを開始。よく使われる業務テンプレートの設計、業務システムや装置との連携、より現場のニーズに即したアプリケーションの設計・構築を行い、企業におけるタブレットの業務活用を強力に支援する。

 なお、ベータ版の提供を行っている個人向け製品については、6月から年間使用料5000円での提供を予定している。

三柳 英樹