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侵入者から見たネットワークを迷宮化、アズジェントがイスラエルIllusiveのサイバー攻撃対策製品を販売

 株式会社アズジェントは、イスラエルIllusive Networksのサイバー攻撃対策ソリューション「illusive(イリューシブ)」を7月1日より販売開始する。

 情報の詐取などを試みる侵入者は、一般的にマルウェアなどを利用して端末に侵入し、ほかの端末やサーバーへと横移動を行いながら、サーバーへのアクセス情報などさまざまな情報を収集する。そして、その情報をもとにターゲットとなるデータの場所を特定し、情報を窃取するという。

 これに対し、今回アズジェントが販売するillusiveは、こうした侵入者の行動を逆手に対策をとったサイバー攻撃対策を提供する。illusiveでは、端末やサーバーのメモリキャッシュに、実際には存在しないFTPサーバーやデータベースサーバーへのログイン情報、ブラウザの閲覧履歴などをデコイ(偽情報)として埋め込むことで、侵入者から見たネットワークをより複雑な“迷宮”とし、ターゲットを発見を困難にするとのこと。

 また、デコイを使ってネットワークを迷宮化すると同時に、デコイを利用したアクセスをリアルタイムで検知する仕組みも備えた。これにより、不正アクセスを検知して、情報が窃取される前に対策を取ることができる。なお、顧客のIT管理者はillusiveのデコイの存在に気づくことがないため、運用に支障をきたすこともないとした。

 販売予定価格は、5000IPの場合で1IPあたり年間9100円となる。

攻撃者からみたネットワーク(左)と実際のネットワーク(右)