イベント
Ixia、400GbEテストシステムを展示 ワイヤレートで送受信と分析が可能
2018年6月15日 06:00
Interop Tokyo 2018のIxia(キーサイト・テクノロジー合同会社)のブースでは、同社の通信テスト関連製品が展示されている。
2Uに400GbEを8ポート備えたテスト装置
最新機器として展示されていたのが、400Gigabit Ethernet(400GbE)テストシステム「AresONE-400GE」だ。大量のパケットを生成してネットワークに負荷をかけるテスト装置の一種で、400Gbpsのワイヤレートで送受信と分析に対応する。
2Uの筐体に400GbEのQSFP-DDを8ポート搭載するという高密度を特徴とする。従来の製品では、モジュールの1つとして400GbEのモジュールを追加する形をとっていたが、AresONE-400GEではアプライアンスとして高密度を実現。これによって、特に排熱に大きな効果があるという。
また、400GbEともなるとある程度のエラーが生じるが、それを修正する前方誤り訂正(FEC)にも技術を持ち、エラー訂正状況をモニターする機能を備える。
なお、AresONE-400GEは、Interop出展各社の新製品から選ばれる「ShowNet Award」で、マネジメント&モニタリング&テスティング部門の準グランプリを受賞した。