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NTT東日本、オンラインストレージ「フレッツ・あずけ~るPRO」にマイナンバー対策としてアクセスログ管理機能を追加

 東日本電信電話株式会社(NTT東日本)は6日、中小企業向けのオンラインストレージサービス「フレッツ・あずけ~るPROプラン」に、オンライン上に保管しているデータのアクセスログ管理機能を追加し、提供を開始した。

 「フレッツ・あずけ~るPROプラン」は、回線認証機能や端末認証機能、遠隔アクセスロック機能などを備える、中小企業・SOHO向けのオンラインストレージサービス。マイナンバー制度の通知・施行を控え、NTT東日本では企業のマイナンバー対策をサポートする機能として、アクセスログ管理機能を追加した。

 アクセスログ管理機能は、いつ、誰が、どのファイルに何をしたのかを自動で収集し、検索・閲覧・確認が行える。この機能により、中小企業などがマイナンバーを扱うたびに紙の管理簿などで管理する必要なく、マイナンバーガイドラインに準拠した管理・運用を効率的に行うことができるとしている。

 利用者ごとにログインIDを追加料金不要で最大999個まで払い出すことが可能で、ログインIDごとの操作履歴を自動収集し、管理者が検索・閲覧・管理することが可能。ファイルごとにアクセスや操作履歴の管理が可能で、すべてのログを自動収集し、CSVで出力できる。アクセスログは過去1年間分がクラウドサーバーに自動収集される。

三柳 英樹