富士ソフト、ドキュメント共有サービスにタブレット上でのMS Office文書編集機能を追加

　富士ソフト株式会社は30日、スマートドキュメントサービス「moreNOTE」のモバイル活用および利便性向上のための機能を強化すると発表した。機能強化版は、2014年秋の販売開始を予定している。

　moreNOTEは、ドキュメント・動画などをクラウドやオンプレミスのサーバー経由で共有するツール。認証/暗号化/遠隔消去などのセキュリティ機能を持っており、企業内でのペーパーレス会議やカタログの共有・閲覧といった用途で利用されている。

　今回の機能強化では、iOS/Androidタブレット上で、moreNOTEアプリを介したMicrosoft Office文書の編集・保存に対応する。moreNOTEの資料をそのままタブレットで編集し、再度moreNOTEに保存できるようになるため、セキュリティを保ったまま利便性が向上するという。

　あわせて、ユーザー管理機能の強化としてActive Directory（AD）連携機能を追加。ADとmoreNOTEにおいて、ログインIDやパスワード、およびグループ設定、権限設定が情報連携するので、特に多数のユーザーで利用している企業などで効果的としている。