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トレンドマイクロ、サーバー保護「Deep Security」のクラウド版

管理サーバー構築が不要に

DSaaSの概要

 トレンドマイクロ株式会社は、管理サーバー不要で導入・運用が容易なクラウド型セキュリティサービスブランド「Trend Micro Security as a Service」を拡充し、サーバーを保護するクラウドサービス「Deep Security as a Service(DSaaS)」を9月1日から提供する。

 DSaaSでは、トレンドマイクロが管理サーバーをクラウド上で運営し、サーバー保護に必要なセキュリティ機能を一元的に提供する。導入にあたり管理サーバーを構築する必要がないため、ユーザーは手軽に利用可能。管理クラウド上でセキュリティ設定の変更やログ管理が行える。

 防御機能としては「ウイルス対策」「ファイアウォール」「Webアプリ保護」「ファイルやレジストリの変更監視」「セキュリティログ監視」を搭載。サーバー負荷の増減に応じて自動的に生成・削除されるクラウド上の仮想マシンに対して、条件に応じて指定したセキュリティポリシーを適用する「オートスケール機能」も備える。

 Trend Micro Security as a Serviceのサービス提供パートナーが販売。トレンドマイクロは今後3年間で15億円の売上を目指す。

川島 弘之