ISIDがクラウドサービスを拡充、AWS東京拠点の開設に併せて
株式会社電通国際情報サービス(ISID)は3日、クラウドサービス「CLOUDiS」のメニュー拡充を発表した。Amazon Web Services(AWS)の国内データセンター(以下、AWS東京リージョン)開設に伴い、順次、AWS東京リージョンからのサービス提供を始めるとともに、サービスメニュー自体も拡充を図っていく。
CLOUDiSは、ISIDグループが提供するクラウドサービスのブランド名。企業の経営戦略に基づいたコンサティングから、Force.comやAWSなどのパブリッククラウド、企業内のプライベートクラウド、それらを組み合わせたハイブリッドクラウド上でのシステム構築、さらには各種SaaSの提供まで、さまざまなメニューを取りそろえている。
このうちSaaS型プロジェクト管理ツール「Q-aaS」を同日よりAWS東京リージョンから提供を開始する。加えて、順次以下のサービスメニューを拡充していく。
- マーケティング基盤のクラウド版「DMAP on CLOUDiS」(提供中)
- クラウド移行サービス、環境構築サービス(提供中)
- 製造業向けエンタープライズPLM「PLEXUS」(4月提供開始予定)
- 金融機関向けマネーロンダリング対策ソリューション(計画中)
- SAP ERPホスティングサービス(計画中)
- SAP ERP アップグレード支援サービス(計画中)
- SAPデータ活用ツール「SPECTRE BI」トライアルサービス(計画中)
- 人事・給与・就業管理パッケージのクラウド版「POSITIVE on CLOUDiS」(計画中)
- 連結管理会計パッケージのクラウド版「STRAVIS on CLOUDiS」(計画中)
- Oracle製「Hyperion」導入プロジェクト支援サービス(計画中)
- 生産スケジューラ「ASPROVA」のクラウド版(計画中)
いずれも基本的には東京リージョンからの提供となるが、国際展開する顧客などのニーズに応じて海外リージョンからも提供にも対応する方針。