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ISIDとアミック、AWSを利用した生産・原価管理クラウドサービス「AMMIC on CLOUDiS」

 株式会社電通国際情報サービス(ISID)は21日、株式会社アミックと共同で、生産・原価管理クラウドサービス「AMMIC on CLOUDiS」を同日より提供開始すると発表した。

 「AMMIC on CLOUDiS」は、アミックの基幹システム「AMMIC/Netシリーズ」の生産・原価管理パッケージを、Amazon Web Services(AWS)のクラウド環境上に構築し、月額課金形式で提供するサービス。組立加工型やプロセス型といったさまざまな生産形態、生産方式に対応できるほか、多言語・多通貨をサポートする「AMMIC/Netシリーズ」の特長を、AWSのクラウドサービス基盤を利用して提供する。

 これにより、初期投資を抑えた迅速な導入を実現するだけでなく、拠点追加や大規模な生産体制変更などで急激にデータが増加した場合にも、柔軟かつ迅速にリソースを追加可能という。

 また、製造業の基幹業務システム導入と、AWS上の基幹業務システム構築・運用の双方でノウハウを持つISIDが、要件定義から環境構築・システム運用支援に至るまでを、一貫したサービスとして提供する点も特徴とのこと。

 主なラインアップとしては、複数工場の購買、製造、搬送、品質を1つのシステムで管理できる生産管理パッケージ「AMMIC/NetP」、実際原価、標準原価に加えて、予算原価や環境原価も把握できる原価管理パッケージ「AMMIC/NetC」などを用意した。

 1ユーザーあたりの価格は、生産管理ユーザーの場合が月額3万円(税別、10ユーザー以上)、原価管理ユーザーの場合が月額10万円(税別、5ユーザー以上)、参照のみのユーザーが月額1万円(税別)。なお、導入作業費用が別途必要となる。

石井 一志