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IBM Bluemix、Javaベースのリソースの統合をより柔軟にする機能強化

 米IBMは21日(米国時間)、Platform as a Service(PaaS)「Bluemix」向けサービスの機能強化を発表した。この強化により、開発者はJavaベースのリソースをクラウドアプリケーションに、よりシームレスに統合できるようになるという。

IBMクラウドの新しいツールの目的は、多様なリソースを開発に利用できる強固なセキュリティーと柔軟性を生かし、開発者が各自のアプリケーションの機能を拡張し、より堅固なクラウド体験をユーザーに提供することです。新たなツールには以下が含まれます。

 Javaアプリケーションの基盤となるLiberty Buildpackでは、Java EE 7対応Libertyの最新機能を利用またはプレビューできるよう、Libertyランタイムが更新された。IBM JRE 7.1がデフォルトのままでも、BluemixでJava 8を使用してアプリケーションをテスト/実行できるようになる。あわせて、これまでベータ版として提供されていたjsp-2.3、el-3.0、jdbc-4.1 Libertyが、実稼働環境対応版として提供される

 また、IBM Eclipse Tools for Bluemixの新版がリリースされ、JavaScriptデバッグ、Node.jsアプリケーションのサポート、Java 8対応Liberty for Javaの統合機能、最新バージョンに対応したEclipse Marsのサポート、信頼できる自己署名証明書の機能向上などが行われた。さらに、Java EEアプリケーションに対するインクリメンタル公開のサポートが拡張され、Webフラグメントプロジェクトがサポートされるようになった。

 このほか、IBM XPages on Bluemixによって、クラウドにDomino XPagesの機能が提供される。

石井 一志