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インサイトテクノロジー、データベースの不正アクセス検知・監査効率化ツール「Insight Inspector」を提供

特権アクセス管理ツール「iDoperation」と連携

 株式会社インサイトテクノロジーは30日、不正アクセス検知・データベース監査効率化ツール「Insight Inspector」をリリースし、合わせてNTTテクノクロス株式会社が提供する特権アクセス管理ツール「iDoperation」の取り扱いを開始すると発表した。

 iDoperationは、Administratorやrootなどの特権IDを「いつ」「誰が」「何に」使うのかを適正に管理する。特権アクセス管理ツールとして高い市場シェアを誇り、特権IDの見える化と管理、承認に基づいた特権IDの一時的な貸し出し、アクセスログの記録と定期的な点検などができる。

 iDoperation導入によって、特権ユーザーによる不正操作の防止や標的型サイバー攻撃への対策、内部統制、J-SOX監査などの統制強化、FISC安全対策基準、PCI DSSなどのガイドライン対応、情報システム部門の稼働削減や管理業務のアウトソース支援などの効果を得られる。

 Insight Inspectorは、データベース監査ソフトウェア「Insight PISO」が収集するデータベース監査ログと、iDoperationの作業申請記録を突合・点検することで、内部・外部からの不正アクセスを検知し、データセキュリティ対策を強化する。

 Insight PISOおよびiDoperationに加えて、Insight Inspectorを導入することで、データベース監査における運用課題を解決するとともに、監査にかかる作業工数を削減し、素早く不正アクセスを検知できる。

 これにより、未申請ユーザーのデータアクセスや異常なアクセスを自動点検することによる情報流出の兆候の早期把握と迅速な対応、ログの全件監査の自動化によるマニュアル作業の効率化などを通じ、各種規制やガイドラインへの準拠を支援する。