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GMOグローバルサイン・HD、ストレージ高速化などスペックを向上させたIaaS「GMOクラウド ALTUS Advanceシリーズ」を提供
2025年10月1日 06:30
GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社(以下、GMOグローバルサイン・HD)は9月30日、国産のIaaS型クラウド「GMOクラウド ALTUS」の「Advanceシリーズ」を提供開始した。
GMOクラウド ALTUS Advanceシリーズは、同社の既存シリーズと比較してスペックを3倍以上向上させ、ストレージ速度も国内の主要企業が提供する国産クラウドと比較して群を抜く水準にあると説明。高速かつ安定したパフォーマンスで、ビジネスの成長をサポートするとしている。
また、導入・移行・監視保守・セキュリティ運用・定期運用など、各種運用フェーズに対応するマネージドサービスメニューを60種類以上提供。コストを抑えながらスポット利用も容易なように、マネージドサービスを細分化して提供する。一時的なリソース不足やサーバー立ち上げ時のみの作業代行など、さまざまなニーズに対応するメニューを用意している。
サポート面では、無料で24時間365日の有人技術電話サポートを提供する。さらに、無料サポート範囲外の場合でも、有料の専用電話窓口や技術者直通のメールサポートを24時間365日提供するプレミアムサポートを用意する。
GMOグローバルサイン・HDと直接契約した顧客向けの「ALTUSポータル」をはじめ、再販パートナー向けの「再販パートナーポータル」、エンドユーザー向けの「テナントポータル」も用意。利便性を追求した3種類のユーザーインターフェイスにより、再販パートナーの管理コスト削減にも貢献する。
GMOグローバルサイン・HDは、ALTUS Advanceシリーズでは「Virtuozzo Hybrid Infrastructure」を採用したことで、リーズナブルな価格、管理コストの低減、柔軟性と信頼性というさまざまな要件を満たしながら、パフォーマンスとサービスモデルを大幅に向上させたと説明。これにより、中小企業から大企業まで、あらゆる規模に対応する革新的なIaaS型クラウドサービスの提供が可能になったとしている。
サービスのサーバープランは122種類あり、最大vCPUは32コア、最大メモリは256GiBのプランを提供する。料金体系は、サーバーリソースは1時間単位の従量課金となる。
サービスの提供料金(税込・720時間換算)は、仮想サーバーが最小サイズの1vCPU・メモリ1GiBの場合で月額1650円、最大サイズの32vCPU・メモリ256GiBの場合で月額20万641円。ボリュームは、Standardの最小サイズが20GiBで月額770円、最大サイズが4000GiBで月額15万4028円。Largeの最小サイズが100GiBで月額2200円、最大サイズが1万2000GiBで月額26万4021円。グローバルIPアドレスは、IPv4が月額418円、IPv6は無料。
また、サービスリリースを記念して、ALTUS Advanceシリーズを新規導入したすべての顧客に適用される3万円オフキャンペーンを実施している。