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IDCフロンティア、セルフサービス型IaaSをリニューアル

 株式会社IDCフロンティアは15日、セルフサービス型のクラウドサービスのラインアップを刷新し、「IDCFクラウド」の名称で同日よりサービス提供を開始すると発表した。

 IDCフロンティアは、2009年6月にクラウドサービスの提供を開始したほか、2011年9月からはセルフサービス型のクラウドサービスをラインアップに加えていたが、今回、パワフルなクラウドをコンセプトに、サーバー作成の高速化や、多コアCPU、フラッシュストレージ、大容量メモリを搭載したハイパフォーマンスタイプの提供、また大幅な料金の引き下げといった強化を実施し、サービスの全面的な刷新を行った。

 新たに提供されるハイパフォーマンスタイプは、40コアのCPUや、FusionIOのフラッシュドライブであるioMemory PX Seriesを採用し、ハードウェア専有型のクラウドサーバーを提供するもの。海外の大手クラウドサービスが提供する上位モデルと比較しても、約2倍のI/O性能を備えているとのことで、従来はクラウドサーバーが苦手とされていた処理もカバーできるため、IDCFクラウドだけでシステム構築を可能にするという。

 なおラインアップで最上位となる、ioMemory搭載の40コアCPU、メモリ128GB、ネットワーク帯域5Gbpsのハードウェア専有タイプでは、標準サイズのディスク料金を含め、月額17万9300円で提供する。

 また、新たに月額料金に上限を設定した従量課金方式を採用し、従来のサービスと比較しても28〜65%価格を引き下げた。この方式では、約20日間までは従量で利用料が課金され、以降は月内まで一定額となる。これにより、クラウド利用の予算化がしやすくなるため、日本企業での利用がより加速するとIDCフロンティアでは期待している。

 さらに、より手軽に利用できる月額500円のプラン(Light S1)がラインアップされたほか、株式会社はてなが開発したシステム開発者向けクラウドパフォーマンス管理サービス「Mackerel(マカレル)」に、国内で初めて対応。IDCFクラウドの利用者は、サーバー台数無制限、料金無料でMackerelを利用できる。

Mackerelの画面イメージ

 このほか、セルフサービスポータルのインターフェイスも刷新。既存の自社サービス契約者向けポータルサイトやコーポレートサイトのデザインとも共通性を保ちつつ、実際の利用者であるエンジニア層を想定した設計・テストを重ね、より直観的な操作とレスポンスを実現したとしている。

セルフサービスポータル画面

(石井 一志)