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ACCESS、はてなのクラウドパフォーマンス管理サービス「Mackerel」を販売

 株式会社ACCESSは24日、株式会社はてなのクラウドパフォーマンス管理サービス「Mackerel(マカレル)」を販売開始すると発表した。主に、国内の通信事業者やデータセンターを対象に拡販を進めるという。

 「Mackerel」は、1台から数千台までのクラウドサーバーを簡単に管理できるクラウドパフォーマンス管理サービス。ユーザーが所有するサーバーを、アプリケーションサーバーやデータベースサーバーなどの「役割」で分類し管理できるのが特長で、リソース状況の確認や、デプロイツール・構成管理ツールなど各種ツールとの連携に対応するほか、サーバーの状態変化、監視イベントに対する柔軟な通知機能も備えている。

 また導入作業についても、最小の手順でユーザー登録とセットアップが可能。わずか3手順で各サーバーにエージェントの導入と初期設定・起動ができ、手順自体も画面のインストラクションをコピー&ペーストするだけのため、手間を削減できるとした。

 ACCESSでは、さまざまなクラウドサービスを自社運用した経験から得た、クラウドのパフォーマンス監視のノウハウを生かし、Mackerelを通じて、事業者の効率的なネットワーク運用を支援する考え。さらに将来的には、自社のクラウドサービスおよびネットワークソリューションとも組み合わせ、パッケージとして展開することも視野に入れているとしている。

石井 一志