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イージェネラ、仮想環境の対応を強化した「PAN Manager 7.7」

GUIも改善

 イージェネラ株式会社は23日、インフラ統合管理ソフトの新版「PAN Manager 7.7」を、同日より販売すると発表した。

 「PAN Manager」は、物理/仮想の両サーバー環境に対して、迅速なプロビジョニングや、可用性、災害復旧機能などを提供するソフト。サーバーリソースを仮想化したリソースプールを構成し、各業務に対して必要な時に必要なリソースを、リソースプールから割り当てられるようにしている。

 今回の新版では、数百台の物理・仮想サーバーを1つのPAN Managerから容易に管理できるように、PAN ManagerのGUIを一新した。

 また、BladeFrameで提供していたvBlade(仮想サーバー)に対応する機能を、「仮想pServer」として今回より提供できるようになった。仮想pServerはXenベースの仮想サーバーで、BladeFrameで使っていたvBladeの定義情報をそのまま利用可能なため、BladeFrameからブレードサーバーに移行した場合でも、全く変更なしで利用できるとしている。

 なお物理サーバーや仮想サーバーの定義は、定義用のウィザードを使用することにより容易に定義可能で、仮想サーバーを使う場合でもXenに関する技術的な知識は不要という。

 なお、9月にリリース予定の次期バージョンでは、ブレードサーバーだけでなくラック型サーバーもサポートする予定だ。

石井 一志