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統合管理ソフト「PAN Manager」がラック型サーバーに対応、まずはHP製品から

年内には富士通製品にも対応予定

 イージェネラ株式会社は4日、インフラ統合管理ソフトの新版「PAN Manager Software 8.0」を、同日より販売開始すると発表した。

 PAN Manager Softwareは、物理/仮想の両サーバー環境に対して、迅速なプロビジョニング、可用性、災害復旧機能を提供する製品。サーバーリソースを仮想化してリソースプールを構成することにより、各業務に対して、必要な時に必要なリソースを割り当てられるようにしている。

 従来は、イージェネラ製品に加えて、富士通、HP、NEC、IBMのブレードサーバーに対応していたが、今回の新版では、EmulexのCloudCard(OCec14102-UX)により、IO仮想化機能がラック型サーバーでも利用可能になった。

 ブレードサーバー上で提供してきたPAN Manager Softwareの全機能を利用できるとのことで、256台までのラック型サーバーを、あたかも1つの筐体にあるサーバーのように集中管理できる。もちろん、N+1の高可用性も提供され、サーバーの効率的な運用が可能になるとした。

 なお、原理的にはすべてのラック型サーバーで利用できるとのことだが、検証作業が必要なため、今回はHP製品が対象。続いて、2014年中には富士通製品に対応する予定で、今後も検証を進めていくとのこと。

【お詫びと訂正】初出時、タイトルの製品名に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。

石井 一志