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イージェネラ、NECのブレードサーバー向けにPAN Manager 7.3を提供
256台までのブレードを一元管理可能
(2012/12/7 14:05)
イージェネラ株式会社は7日、自社のサーバーリソース管理ソフト「PAN Manager」を、日本電気株式会社(NEC)のブレードサーバー「SIGMABlade」向けに、同日より提供すると発表した。
PAN Managerは、IT管理プロセスを簡素化し、物理サーバーと仮想サーバーに対して迅速なプロビジョニング、可用性、災害復旧機能を提供するソフト。当初は自社のハードウェア向けに提供されていたが、企業がハードウェアを自由に選べるように、2008年からはデル、富士通、HP、IBMなどのブレードサーバー向けにも提供されてきた。
今回提供される「PAN Manager 7.3 for NEC」は、NECのSIGMABlade上で稼働し、NECのI/O 仮想化機構を利用して、ハードウェアの機能を最大限に利用できるという。SIGMABladeでは、1筐体あたり16台のブレードが搭載可能だが、PAN Manager 7.3を用いると、16筐体まではあたかも1つの筐体であるかのように扱えるので、合計256台のブレードを1つのPAN Managerにより管理可能。
N+1(255+1)の冗長化にも対応するため、システムの複雑さ、リスク、コストを削減するとともに、PAN Managerの高可用性や災害復旧機能により、システムの信頼性と堅牢性を保ったままで、データセンターの運用を簡素化できるとしている。
なおイージェネラでは、2014年1月から、各ハードウェアベンダーの混在環境内のブレードを、PAN Manager で一元管理できるよう、機能を順次拡張していく予定だ。