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CECとトレンドマイクロ、「Deep Security」によるサーバー保護事業で協業

 株式会社シーイーシー(CEC)とトレンドマイクロ株式会社は31日、物理・仮想・クラウド環境のサーバー保護事業で協業すると発表した。本協業により、物理・仮想・クラウド環境のサーバーを保護するセキュリティソリューション「Deep Security」をベースにしたクラウドサービスを、CECが11月1日より提供する。

 Deep Securityは、サーバーセキュリティに必要なウイルス対策、ファイアウォールやIDS/IPS(仮想パッチ)、ファイル・レジストリの変更監視、セキュリティログ監視を提供する製品。ハイパーバイザー上の仮想マシンにエージェントを導入するタイプと、API「VMware vShield Endpoint」を利用したエージェントレス型に対応する。

 CECは、Deep Securityの管理ツールをSaaS化した「Deep Security IT Protection Service」を提供する。SaaS化されることで、オンプレミス、AWS上、IaaS上などに分散されたサーバー環境のセキュリティを一元的に管理できる。

サービス概要

 標準の保護機能としては、仮想パッチ保護、アンチウイルス、セキュリティルール・シグネチャ配信、週次・月次レポート、標準ヘルプデスクに対応。オプションでテナント提供サービス、AWSオートスケール対応サービス、オリジナル設定、SE対応支援、サーバーセキュリティポリシー策定コンサルも提供する。

 CECは、3年間で1000社の導入を目指す。

川島 弘之