コニカミノルタとソリトンが提携、SMBのクラウド利用におけるIT管理者の負荷軽減を支援

　コニカミノルタジャパン株式会社（以下、コニカミノルタ）と株式会社ソリトンシステムズ（以下、ソリトン）は2日、コニカミノルタが国内で発売を予定している、オフィスのITインフラを統合するプラットフォーム「Workplace Hub」に、ソリトンの製品を搭載すると発表した。

　Workplace Hubは、さまざまな機能を組み込めるサーバーを利用し、中堅・中小企業におけるITの統合管理を支援するソリューション。今回の協業では、クラウドサービス活用時のセキュリティ強化を図る「Soliton CloudConnector」、ネットワーク認証機能を提供する「NetAttest EPS」といったソリトンの製品をWorkplace Hub上で稼働させることにより、中小企業におけるIT管理者の負荷軽減を支援することが目的という。

　具体的には、複数のクラウドサービスをWorkplace Hubに搭載したSoliton CloudConnectorで統合管理し、利用者の登録・削除や新規クラウドサービス契約時の設定作業などを支援してくれる。また、社内にActive Directory（AD）がある場合は自動連携を行えるため、二重の作業をする必要はないとのこと。

　一方NetAttest EPSとの連携では、Workplace Hubを介した通信を基本とすることで、許可された端末やユーザーだけが、業務用のクラウドサービスにアクセスできるようになる。また、クラウドサービスへのアクセスログも記録できるとした。