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ALBERT、AI・機械学習技術を生かしてビッグデータ活用を促進する「Microsoft Azure活用ソリューション」

 株式会社ALBERT(アルベルト)は27日、AI・機械学習の領域で日本マイクロソフト株式会社との連携を強化し、ビッグデータの活用を促進する「Microsoft Azure活用ソリューション」を提供開始すると発表した。

 「Microsoft Azure活用ソリューション」は、ALBERTが分析力をコアとしたデータソリューション事業を通して培ってきたAIや機械学習の技術と、Microsoft Azureを組み合わせ、あらゆる場面でのAI・機械学習技術のビジネス活用を支援するもの。今回は3つのソリューションをラインアップした。

 1つ目の「親和性スコア on Microsoft Azure」は、企業のマーケティングを支援するもの。“親和性スコア”とは、商品やブランドなどと個々の顧客の親和度を測るためにALBERTが独自開発した指標で、BIやマーケティングオートメーションなどと連携することにより、購入確度の高い見込み客へのメールやカタログ送付、効率的なクーポン配布、解約リスクのある顧客へのアプローチといった、適切なターゲティングが可能になるとしている。

 また、データの蓄積が少ない状態からスタートでき、データの蓄積が進むとともに精度が向上する仕組みになっている点も特長とした。

 2つ目の「ディープラーニング導入支援 on Microsoft Azure」では、ディープラーニング(深層学習)の具体的な活用領域やその方法、活用によって得られるビジネスインパクトなどを、ALBERTが体系的にコンサルティングしながら、各クライアントのビジネス課題に合わせたディープラーニングの導入を支援する。

 なお、システム化や製品化においては、ALBERTが開発したアルゴリズムを、オープンソースのディープラーニングフレームワーク「Chainer」とMicrosoft Azureで実装するとのこと。

 最後の「smarticA!DMP on Microsoft Azure」は、企業が持つさまざまなデータを分析し、顧客育成の成功パターンを見つけ出して、施策を自動実行するマーケティングプラットフォーム構築サービス。売上・コンタクト履歴・ユーザー属性・アクセスログといったデータをリアルタイムに蓄積、統合した上で分析し、オムニチャネルにおけるマーケティング施策を自動実行する。