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ALBERT、AWSクラウドを利用した分析基盤を提供するサービス

 株式会社ALBERT(アルベルト)は2日、自社が手掛けてきた分析プラットフォーム構築プロジェクトを体系化し、分析プラットフォーム構築サービスとして提供開始すると発表した。

 ALBERTの分析プラットフォーム構築サービスは、Amazon Web Service(AWS)のクラウドサービスを活用し、クラウド上にビッグデータの分析環境を構築するサービス。データウェアハウス(DWH)、ビジネスインテリジェンス(BI)ツール、統計解析ソフトウェアを組み合わせ、さまざまなニーズとユースケースに対応できるという。

 例えば、マーケターが売り上げや来客数などの数値をモニタリングしたいケースでは、Tableauの「Tableau Server」を利用したマーケティングダッシュボードを構築。アナリストがDWH内にあるデータを詳細に分析、解析したいというケースでは、統計解析ソフトウェアを導入し、アドホック分析環境を提供するとした。

 また、多様な分析システムの導入を手掛けてきたコンサルタントやアナリストが、企業のデータ活用を支援する点も特徴。商品分析、顧客分析、広告分析などの分析メニューをそろえており、データの活用戦略からPDCAサイクルの実行までを、専門スタッフが支援するとしている。

 加えて、統合管理したデータを分析し、マーケティング施策を実施するプライベートDMP(データマネジメントプラットフォーム)構築ソリューション「smarticA! DMP」と組み合わせた利用にも対応。より詳細なデータの分析、より高度なマーケティング施策の設計を行えるようになるとのことだ。

石井 一志