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ゾーホージャパン、35以上の業務クラウドサービスを利用できるオールインワンパッケージ「Zoho One」

 ゾーホージャパン株式会社は26日、これまで個々の業務アプリケーションとして提供していたクラウドサービス「Zoho」シリーズを、1つの統合環境にまとめたスイートとして提供する「Zoho One」を発表した。

 Zoho Oneは、企業・組織の運営や業務を支援するクラウドサービスを、オールインワンで提供するスイートサービス。営業、マーケティング、カスタマーサポート、経理、人事など、35以上のウェブアプリとモバイルアプリを利用でき、これらを集中管理するための管理コンソールを提供する。

 個々のZohoサービス間において、データ連携、システム連携をしており、これにより、さまざまな業務主体をシステムでつなぎ合わせると同時に、顧客やベンダーとのコミュニケーションやコラボレーションも可能にする。

 すべてのサービスに、Zohoアカウントによるシングルサインオンでアクセスが可能。管理者は管理コンソールにより、ユーザーの監視、グループの作成、アプリケーションの有効化/無効化などを設定できる。ユーザーがより安全にアクセスするために、2要素認証をさせるなど、セキュリティポリシーを個々に設定することもできる。また、個々のZohoサービスごとに管理者を設定し、個々の部門ごとに運用管理を委任することもできる。

 Zoho Oneの1ユーザーあたりの月額料金は30米ドル。また、サービスは30日間の無償トライアルが可能となっている。