ニュース

ゾーホー、クラウド型人材・採用情報管理サービス「Zohoリクルート」

 ゾーホージャパン株式会社は13日、クラウド型採用管理サービス「Zohoリクルート」の日本語版の提供を開始した。

 Zohoリクルートは、人材・採用関連データを一元管理でき、人材採用・紹介業務を支援するクラウドサービス。用途に応じて、自社採用向け、人材紹介・派遣事業向けの2種類のバージョンを選択できる。

 求人、求職者、採用担当部署または企業(クライアント)、面接など、人材・求人に関するデータをクラウド上に集約でき、どの求人がどのような状況かステータスの管理が可能。履歴書や職務経歴書などの関連ファイルや各種メモなども保存でき、データの検索や管理にかかる工数を削減する。

 求職者や採用エージェントなどと送受信したメールを、該当のデータと関連付けて表示するメール連携機能や、求人の応募用ウェブフォームを作成して、自社のウェブサイトや任意のサイトに組み込めるウェブサイト連携機能を搭載。

 G Suite(Google Apps)やIndeed、Zapierなど各種サービスとの連携にも対応し、G Suite連携では、カレンダーや連絡先の同期が可能。ソーシャルメディアとも連携しており、求職者とソーシャルメディアのアカウント情報を関連付け、最新情報を確認できる。また、APIを通じて他のシステムとも連携できる。

 条件を設定して、メール通知、タスクの登録、データの更新などの処理の自動化にも対応。求人のステータスに応じて関係者に自動でメール通知を送信したり、求職者の属性に応じて担当者を自動で割り当てるなど、定型業務の省力化を支援する。

 このほか、自社の業務プロセスや管理内容に合わせて、タブや項目の追加、ドラッグ&ドロップ操作によるレイアウトのカスタマイズ、データの共有範囲や操作権限の制御などのカスタマイズに対応。スマートフォンで利用できるモバイルアプリを通じて、採用候補者・求職者の詳細や、面接の日程などの関連データをモバイルから確認できる。

 サービスは、基本的なデータの管理が可能な無料プランの提供も行っており、期間無制限で試用が可能。有料プランは、カスタマイズ、履歴書の解析、採用サイトの作成、自動化、メール連携に対応するスタンダードプランが採用担当者1人あたり月額25ドル、高度なカスタマイズ、詳細な権限管理、電話連携に対応するエンタープライズプランが採用担当者1人あたり月額50ドル。