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サイボウズスタートアップス、kintoneと連携するフォーム作成サービス「フォームブリッジ」

 サイボウズスタートアップス株式会社(以下、Cstap)は13日、サイボウズの業務アプリクラウド「kintone」と連携するフォーム作成サービス「フォームブリッジ」を発表した。同日より提供を開始する。

 フォームブリッジは、Webフォームをセキュアで柔軟に設定可能なフォーム作成サービス。連携させたいkintoneアプリのURLを入力するだけで、kintoneで設定済みの項目がフォームブリッジで管理できるようになる。回答されたデータは、フォームブリッジに保存することなく、SSL通信で暗号化されてkintoneへ自動登録されるので、データが分散することなく安全に一元管理可能。またkintoneでは、データ管理だけでなくステータス管理や分析などを簡単に行えるとした。

 また、特定の設問への回答で以降のフォーム内容を変更する「条件分岐」や、複数ページに渡る「ステップフォーム」、フォームを縦横自由にレイアウト可能な「フォームの横並びレイアウト」など、フォーム作成に必要な項目を設定できる点も特徴とした。

 Cstapでは、これを利用すると、無記名アンケートフォームや記名アンケートフォーム、問い合わせフォーム、イベント申し込みフォーム、Web試験フォームなどを簡単に作成できるとしている。

 なお、Cstapはすでにフォーム作成サービス「フォームクリエイター」、帳票作成サービス「プリントクリエイター」、外部表示サービス「kViewer」、データバックアップサービス「kBackup」、タイムスタンプ付与サービス「タイムスタンプ」といった、5つのkintone連携サービスを提供しており、フォームブリッジはフォームクリエイターの上位サービスに位置付けられる。

 またフォームクリエイターは、単体で利用するだけでなく、さまざまなサービスとの連携を前提に開発されており、複数のサービスをつないで新たな価値を生み出せるとのこと。同社では、フォームブリッジとプリントクリエイターによる「Web見積もり」、フォームブリッジとkViewerによる「Myページ管理」などを例として挙げている。

 フォームブリッジは利用できる機能によって3つのコースが設定されており、一番下のライトコースで月額6000円から。別途、kintoneのスタンダードコースのライセンスが必要となる。