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ティーマックスソフトと日立システムズ、データベース製品「Tibero」の拡販で協業

 日本ティーマックスソフト株式会社(以下、ティーマックスソフト)と株式会社日立システムズは15日、ティーマックスソフトのリレーショナルデータベース「Tibero RDBMS」に関する販売基本契約を締結したと発表した。

 Tiberoは、標準SQL規格に準拠したRDBMSとしての機能、クラスタリング機能(Tibero Active Clustering:TAC)など、業界標準の他社RDBMSとの高い互換性を有する製品。金融・製造・通信・官公庁といった業種で、世界2000社以上の導入実績を持つという。

 特徴は、他社のデータベースとの互換性があるため、ユーザー企業はプログラムを変更することなく、既存のアプリケーションをTiberoへ移行できる点で、価格面でも安価に提供しているので、ライセンス料金や保守費用を削減可能とした。

 今回ティーマックスソフトでは、中堅・中小企業向けソリューションを数多く提供し、さまざまな製品・ソフトウェアのテクニカルサポートでも多くの実績を持つ日立システムズと提携することで、Tibroと同社のソリューションを組み合わせ、高性能な商用データベースを必要としながら、さらなる経費削減を必要とする中堅・中小企業向けの展開を強化したい考え。今後3年間で、600社への販売・導入を目指すとしている。