週刊データセンターWatch:

竹中工務店、データセンター特化の設計支援ツールを開発
2026年4月21日 06:00
株式会社竹中工務店は、データセンターに特化した設計支援ツールの開発したと発表した。建設業界では初の事例としている。過去の知見・事例をデータベース化しており、建設条件や必要設備などの基本情報を入力するだけで、具体的なデータセンター設計プランが作成できる。これまで数カ月かかっていた作業を、2~3週間に短縮する効果があるという。
AIブームなどを背景にデータセンター市場は拡大しており、竹中工務店においても専門チームを設け、関係部門間の連携を進めている。一方でデータセンターは設計上の特徴として、延べ床面積やフロア数を決定する際、サーバー稼働に必要な電力容量や空調設備能力、機器収容能力なども勘案した、複合的な検討が必要とされる。
設計に関する諸課題を迅速に処理するため、開発されたのが今回発表のツールで、プロジェクト初期における、設計基本計画を検討・作成できる。標準的な設計法と、最新の技術動向の両方を反映させた計画が効率的に作成できるという。
具体的には、建物の外観や内部構造を視覚化するための3D画像作成機能、電源設備の仕様や容量を自動作成する機能、データホール(サーバールーム)などの必要スペースを自動検討する機能などを備える。ツールの導入により、設計品質の向上をはじめ、関係者との合意形成の迅速化といった効果が期待されるとしている。
