週刊データセンターWatch

デジタルエッジ、日本橋小舟町で新データセンター開設。2025年初頭

 シンガポールを本拠とするDigital Edge(デジタルエッジ)は、新しいデータセンター「TYO7」を日本橋小舟町(東京都)で開発・運営すると発表した。2025年初頭にサービスを開始する予定。

 TYO7はデジタルエッジにとって9棟目(首都圏エリアでは7棟目)のデータセンター。多くの事業者がネットワーク関連施設を集積させている大手町から1kmほどの場所に立地する。また、デジタルエッジの既設データセンター「TYO2」が300m未満の距離に近接しているのも大きな特徴となっている。

 キャリアニュートラルなデータセンターを標榜しており、相互接続のための各種オプションが提供される予定。また金融街とも近く、ネットワークの拡張を検討している企業にとって理想的な立地としている。

 開発は、不動産会社のヒューリック株式会社と共同で実施する。ヒューリックがデータセンターの開発・運営に参画するのは今回が初。なお実際の展開は、デジタルエッジと共同設立する新会社「DEH1株式会社」を通じた形になるという。