週刊データセンターWatch:

オプテージ、大阪・東梅田エリアで新データセンター開設へ。2026年1月稼働

 株式会社オプテージは、関西テレビ放送株式会社と株式会社サンケイビルが共同設立するデータセンター施設において、その運営業務に参画することを発表した。新センターの名称は「オプテージ曽根崎データセンター」で、2026年1月のサービス開始を予定している。

「オプテージ曽根崎データセンター」の完成イメージ

 新データセンターが開発されるのは大阪・東梅田エリア。データセンターやIXの集積地ある堂島および心斎橋からは3km以内と近傍のため、光ファイバーネットワーク構築などでメリットが大きいとしている。

 また施設は、関西テレビの社有地を再開発する一環として計画されており、サンケイビルがこれに共同事業として携わる。オプテージは施設完成後のサービス運営を主に担う。

 「オプテージ曽根崎データセンター」は地上14階建てで、敷地面積は2239.81平方メートル。ラックに引き込む回線事業者の制約がない、キャリアニュートラルの方針がとられている。また、各種の省電力設備や、関西電力のサービスなどを活用することで、再生可能エネルギー100%を実質的に達成させる計画。