週刊データセンターWatch:

アット東京、エネコム広島データセンター内に「ATBeX」アクセスポイントを開設

 株式会社アット東京は、株式会社エネルギア・コミュニケーションズ(エネコム)が広島市内で展開するデータセンター内に、データセンター間ネットワーク「ATBeX」のアクセスポイントを新設すると発表した。2023年4月1日からサービスを開始する。

「ATBeX」広島アクセスポイントの接続イメージ

 ATBeXは、アット東京の傘下データセンターや、提携データセンターとの間を接続するためのネットワークサービスプラットフォームとして、拡張が進められている。今回、そのアクセスポイントが広島市内で新たに提供されることとなる。

 具体的にはまず、エネコムの「EneWings広島データセンター」内に、アット東京のデータセンター拠点「アット東京中国第1センター(CH1)」が設けられる。このCH1から「ATBeX広島アクセスポイント」のサービスを提供する。

 広島アクセスポイントの開設により、大阪のATBeXプラットフォームとの間で1系、2系の冗長構成がとれるようになった。またEneWings広島データセンターのユーザーは、主要メガクラウドの東京・大阪リーションとの閉域接続が容易になる。