週刊データセンターWatch:

サイバーセキュリティのソフォスが東京データセンター開設。データ主権要件に対応

 サイバーセキュリティサービスの英ソフォスは、東京でデータセンターの運用を開始した。Amazon Web Services(AWS)上で稼働させる方式という。

 ソフォスでは同時期にカナダ、オーストラリアでもデータセンターを開設している。同社が手がけるサイバーセキュリティ統合管理プラットフォーム「Sophos Central」の利用が増加する中、ローカルキャパシティを拡張する狙いから東京データセンターが設立された。

 東京データセンターを通じては、ソフォスの「Extended Detection and Response」ソリューション、エンドポイントプロテクション、サーバープロテクション、暗号化、クラウドセキュリティ、「Managed Threat Response」ソリューションなどが提供される。

 日本法人(ソフォス株式会社)の代表取締役である中西智行氏は、国内データセンターの設立により、顧客が求めるデータ主権要件に対応できるようなったと説明。自社データを特定地域に保管したいという顧客ニーズを満たせるだけの環境が整ったとしている。