週刊データセンターWatch:

オラクル、「Oracle Generation 2 Cloud」で大阪リージョンの運用を開始

 日本オラクル株式会社は、「Oracle Generation 2 Cloud」のリージョン拡大計画の一環として、大阪リージョンを開設。2月より運用を開始したと発表した。日本国内拠点としては東京に続く2カ所目。

 オラクルでは、国・地域ごとに2つのリージョンを設置する「デュアル・リージョン」戦略を近年推し進めている。災害復旧への対応、機密データを法的管轄外(おもに国外)でホストすることへの懸念等、諸課題の解消に有効とされている。

 大阪リージョンでは、「Oracle Autonomous Database」「Oracle Cloud Applications」をはじめとした全ての「Oracle Cloud」サービスを提供可能。

 オラクルでは、「Generation 2 Cloud」を過去1年で17の国・地域に展開しているが、メルボルンやモントリオール、アムスタルデムなどでも開設を計画。2020年内に36リージョンの達成を目指すとしている。