トレードワークスと日本ユニシス、コスモ証券にインターネットトレードシステムをU-Cloud IaaS上で提供
トレードワークス、日本ユニシス
コスモ証券にインターネットトレードシステムをU-CloudR IaaS上で提供
－ミッションクリティカルな証券オンライントレ－ドシステムをクラウド上で実現－
株式会社トレードワークス（本社：東京都千代田区、社長：浅見 勝弘、以下トレードワークス）と日本ユニシス株式会社（本社：東京都江東区、社長：黒川 茂、以下日本ユニシス）は、コスモ証券株式会社（本社：大阪府大阪市中央区、社長：中前 悟氏、以下コスモ証券）向けに、日本ユニシスのオンデマンドホスティングサービス「U-Cloud IaaS」（注1）上にて、「大阪証券取引所 日経225先物・オプション インターネットトレードシステム（以下本システム）」（注2）を構築し、本年2月27日よりサービス開始しました。業界に先駆けて証券インターネットトレードシステムをクラウド上で構築した事例です。
トレードワークスは、インターネットの黎明期から証券会社にインターネットトレードシステム「TradeAgent.NET」をはじめとして、トレーディングツール、ディーリングシステムなどの証券フロント分野における一貫したシステム開発、運用、保守サービスを提供しています。
日本ユニシスは、企業システムの基盤となるサーバー、ストレージ、ネットワークリソースを「必要な時に、必要なだけ」利用できるクラウドサービス（U-Cloud）を積極的にセールス展開しており、多くの金融機関、官公庁、流通業、製造業のお客さまをサポートしています。
今回、コスモ証券が本システムを選択した背景は、その先進性、柔軟性が評価された結果です。
コスモ証券は、既にサービス展開中の「コスモ・ネットトレード（通称：ネットレ）」および「ネットレFX（取引所取引）」に加え、本システムのサービス稼働により金融商品の総合的なインターネット取引サービスを提供することができます。
またトレードワークスは、コスモ証券向けの基盤に、多くの企業の基幹システムが稼働する日本ユニシスU-Cloud IaaSを選択し、本システムの堅牢性および柔軟性を高めることに成功しました。
その他、コスモ証券が今回日経225先物・オプション インターネットトレードシステムおよびU-Cloud IaaSを選択した理由は、以下のとおりです。
①基盤にクラウド環境のU-Cloud IaaSを活用することで、地震などの災害および輪番停電などのリスク回避を行い、24時間365日アクセス可能なグローバルなインターネット取引環境を実現。
②クラウド環境の活用により、必要な時に必要なだけCPUやメモリ、HDD、さらには仮想サーバー自体のリソースの迅速な追加が可能となり、投資家の取引量の増大や取引所の処理高速化などに対しての柔軟な対応はもとより、初期投資がオンプレミスと比較して格段に少ないというコストメリットも享受。
③複雑化の一途を辿っているインターネットトレードにおけるシステム運用を、専門家である日本ユニシス、トレードワークスの両社に委託することで、コスモ証券のリソースを顧客サービスの強化、ビジネス戦略に集中的に注力。
なお、システムの運営、保守はトレードワークスを窓口として実施します。トレードワークスは、今後も証券会社を中心に日経225先物・オプション インターネットトレードシステムをはじめとした証券フロントシステムのセールスを積極的に展開し、日本ユニシスはU-Cloud IaaSの基盤提供などを通じてトレードワークスを支援します。
注1：U-Cloud IaaS
日本ユニシスのiDC基盤上で提供する堅牢なネットワーク、柔軟なサーバーリソース、安全な運用を必要な時に必要な分だけ提供するオンデマンドホスティングサービスです。
注2：大阪証券取引所 日経225先物・オプション インターネットトレードシステム
株式会社大阪証券取引所が提供する先物・オプション取引のうち、日経225先物、日経225mini、日経225オプションを対象として取引サービスを提供するインターネット経由で取引を行う投資家向けのフロントシステムです。
・「コスモ証券で始めよう！先物・オプション取引」 http://www.cosmo-sec.co.jp/derivative/index.html
・「株式会社トレードワークス」 http://www.tworks.co.jp/
・「日本ユニシスのクラウドサービスU-Cloud」 http://www.unisys.co.jp/services/ict/
※U-Cloudは、日本ユニシス株式会社の登録商標です。
※その他記載の会社名および商品名は、各企業の登録商標または商標です。