デル・ソフトウェア、データベース複製ツール「SharePlex」の移行先を拡張

　デル・ソフトウェア株式会社は19日、データベースレプリケーションにより、ほぼリアルタイムなデータベース統合を実現するソリューション「Dell SharePlex」の新版を、国内で提供開始すると発表した。5月24日より提供開始する。

　「SharePlex」は、Oracle Database同士、あるいはOracle Databaseからその他のデータベースへのレプリケーションを迅速に行い、可用性と拡張性を向上させるソリューション。今回の新版では、移行先の異種データベースのサポートを拡張し、SAP HANA、Teradata、EnterpriseDB Postgresに対して、本番データベースに影響を与えることなく、ほぼリアルタイムにデータを複製できるできるようにした。

　SharePlexがより幅広いデータベースに対応することで、単一のプラットフォームへの依存から解放され、従来よりも低コストで、ビジネスと分析目的に添った多様なデータベースの展開が可能になるという。

　また、新しい本番データベースをオンプレミスあるいはクラウドに展開する場合、またはレポーティングや分析用途のためにデータをオフロードする際に、ミッションクリティカルなアプリケーションの高可用性を担保しながら、Oracle Databaseのデータ複製を行えるので、ダウンタイムを削減し、本番環境にインパクトを与えず、自由に導入テストが実施できるとしている。